Boa noite!!!!

今日は、ついに、やっと！！！

AL(アロジャメントロカル）という、民泊許可がポルトガル政府からようやく降りました。

この約１ヶ月、AL許可申請を巡って、本当に不安で不安でたまらなかった。（そもそもわたしのカタコトポルトガル語の時点でだいぶ不安）

リスボンはいま、ここ５年間で地価が３〜５倍に膨れ上がってる。

理由は、急増する観光客。

ヨーロッパの中で一番治安がいい、物価が安い、天気がいい、海沿い、テロがない、、などなど、

昨年はヨーロッパいち安全、住みたい国ナンバー１に選ばれたほど、ポルトガル人気急上昇。

たくさんの外国資本がアパートや土地を買い上げ、AirBnBやホテル、ゲストハウスなどの宿泊施設にしてる。

その影響で、家賃は急上昇。具体的には5年前は２００ユーロだった家賃が、今は８００ユーロなんてザラ。

でも、ポルトガルの平均給料は変わらず、７００ユーロ。なぜなら、家や土地を買ってる人たちは外国人で、外国でお金を稼いでいるから。

ここ最近オープンし続けているカフェやホテルなどなどはほとんどがロシア、フランス、ドイツ、イギリス他ヨーロッパ諸国、あとは中国資本。

ポルトガル地元住民は家賃を払えなくなり、リスボンの外に住むしかなくなっているのが現状。

最近頻繁に、家賃上昇に対してデモ行進をしてる。

10年前のバルセロナだ、とよく耳にする。

そんな中、政府は10月末から、リスボン中心地のALの許可をこれ以上受け付けないという法律を作ったのです。

私のアパートは、まさにAL禁止地区のど真ん中。

アパート契約の段階から、AL取れるかわからなかった。ゲストハウスできるか、正直本当にわからなかった。。

でも、契約に進まないと、申請手続きに進めないし、もしもできなくても、長期で貸し出すこともできる、と自分に言い聞かせて、

半分（というか８割）いきおいに乗って、そして私の両親や友人の支えのおかげで、なんとか契約までこぎつけた。

契約完了したのが10月26日、ですぐさま市役所へ出向いたけど、昨日までは「問題ないわよ〜すぐに許可だせるわ！」

と言ってた優しそうなおばちゃんがその日は不在、

別の、ちょっと若めの真面目そうな女性スタッフに、「AL番号もらいにきました」って言ったら、

「新しい法律が昨日から有効になったから、どうなるかわからないけど、とりあえず、預かるわ」

。。。

なんとなく、この人はダメだ！と咄嗟に判断。「やっぱり今日はいいです！！！」

といって退散。

あの優しそうなおばちゃんを見つけに３日間市役所に通うも、見つけられず、ようやくみつけたのが10月30日。

そこで申請したけど、やはり手続きは同じく、１０日間待たなくちゃいけない、市役所の判断が必要とのこと。

気が気じゃないまま、1日1日が過ぎてく、、で１週間たった11月6日、友達から送られてきたポルトガルのニュース。

「AL許可禁止の法律が正式に施行。そのエリアを以下に定める。（地図）」

で、わたしの家は、、、はい、すっぽりその禁止地区内。

その時の気分は、本当に、なんだろう、、頭真っ白、という感じ。

必死で別のプランを考えようとしても、まだ頭が回らない、、

でも、まだはっきり言われたわけじゃない。どうにか正式な回答を得るまではがんばろう、信じてみよう。

と自分に言い聞かせながら、期限の10日が経過。その間、１０回は市役所に通った。

だって、いてもたってもいられないし、他にできることはないから。

で、期限の日、市役所に「まだ返事ないんだけど。。」と尋ねると、

あぁ、この件は別の役所が受け持ってるからそこに行ってみて！と言われて行ってみる。

「あの〜市役所からALについてはここに行けって言われたんですけど・・」

「あぁ。。。うちはALについては全く関与してないの。市役所の連中はちゃんと法律も読んでないのよ！！彼らは嘘つきなの！！

ほら、この法律読んで！！」

と、永遠と法律を読み始める。ポルトガル語で。

「とにかくこの法律を市役所に行って見せて、うちは関与してないってここに書いてあるから！！」

その日はもう時間切れだったので、翌朝まで待つ。

朝起きたら市役所からのメール。

「あなたの民泊申請は、暗黙のうちに延期されました。」

は！？！？意味がわからない。。延期。。

で、ポルトガル人の友達に転送、解読以来をすると、

「おめでとう！！！許可降りてるよ！！！」

と。え？そうなの？？

不信感を抱きながらも、きっとそうなのかな？と思っていると、

今日の夕方、正式にAL登録番号がメールで届いた。

本当に、初めて、メールの添付ファイルを開く手が震えた。

 

ちなみに、私は正式に法律が施行される１週間前に申請手続きを済ませたから、なんとか滑り込みセーフ！！

今はもう登録申請手続きもできない状況です。

中心から少し離れたエリアだと、まだいけると思う！

とっても長くなりましたが、とりあえず今日はやっと正式に許可が降りたお祝い&私のベストフレンドの誕生日ということもあり、

ピンクストリート（名前から想像できる・・？笑　昔ストリップクラブが立ち並んでいた、今はおしゃれなバーやクラブが連なるメインストリート）で乾杯してきました。

今日のんだこのお酒、あわ立てたミルクが入ったカクテルグラスの中にコーヒーリキュールのショットグラスを落として、混ぜながら飲む！！

美味しかった〜！！！！名前明日思い出して書きます！！！

さぁ、明日から新たなスタート。

今できることを少しずつ。

Passo e passo.

(Step by step!!)