モロッコ旅行マラケシュ編。

Boa tarde!

久しぶりの更新。リスボンはイワシ祭りシーズンに入って、街は大にぎわい。

バケーションシーズンがスタートしたので、世界各国の人たちでレストランのテラス席は常にいっぱいの人、人、人!日本人もよく見かけるようになりました。

さて、モロッコ旅行の最終着地点、マラケシュの旅日記を書き残しておきたいので記憶があるうちに!

今回マラケシュでは、ちょっといい宿に宿泊。東南アジアのようなバイクと商人の街、マラケシュの中心地にいるのがまるで嘘のような、メディナの中に佇むとっても素敵なリヤド、Palais Khoum。

スークには車が入れないので、わかりやすい駐車場からすぐ近くにあるこのホテルは本当に便利。大抵のリヤドは、迷路の中にあって、自力で見つけ出すのはほぼ不可能な場所が多いそう。ホテルの人やガイドさんとどこかで待ち合わせをして、リヤドまで案内してもらうみたい。それはそれで面白いかもしれないけど、けっこう本当に不安になるくらい迷路なので、マラケシュ初心者の私にはここはパラダイスでした。

フランス語が飛び交うゆったりとした空気が流れるこのリヤド、自分が貴婦人にでもなったような、うっとりとした気分になるとてもセンスのいい空間。オーナーはイタリア人。リヤドとは、昔のお屋敷や宮殿をリノベーションしてホテルにした、モロッコ定番のホテル。ほとんどのリヤドのオーナーはイタリアやイギリス、フランスなどヨーロッパ人なのだそう

朝ごはんはたくさんあるメニューから好きなものを好きなだけ選ぶスタイル。憂のあるモロッコ美男子が最高の笑顔でサービスしてくれます。なんて素晴らしい朝。。

モロッカンパンケーキやヨーグルト、モロッカンオムレツなどついつい欲張っていっぱい食べまくりました。あ、もちろんミントティーも。ちなみにオムレツは、トマトとズッキーニやナスなどの野菜をスパイスで炒めて、それをオムレツにしてある。これが美味しくて!!モロッコのスパイス使い、習いたい。

スーク(市場)まで徒歩1分ほどの距離に位置しているこのホテル。一歩外に出ると、たくさんのものと人に溢れている。この雑多な感じ、ヨーロッパでは味わえない。

定番のバブーシュを自分用にまずはゲット!

リスボンに帰って近所のフランス人カフェオーナーに、それはMade in Chinaだと言われたけどね。笑

そうなのか!!まぁでもたしかに、ミントティーのポットとか、カーペットとか、よくよく見るとときどきMade in Chinaなんだよな〜世界はそうやってまわっているんだな。

そして地球の歩き方情報でどうしても飲んでみたかったアボカドミルクを発見!!

この上のスイーツ、ポルトガルのお菓子にそっくり。 アボカドミルク、甘すぎずとっても濃厚で美味しい!

アボカドジュース売ってる人も濃厚。

そしてこれまた地球の歩き方に乗っているローカルタジンレストランを目指してスークの中を彷徨う。。地球の歩き方ってほんと便利。

赤土の壁がモロッコらしい。

そしてようやく発見!El Bahjaというタジン料理やさん。

まずはやっぱりパン。

このサラダ、パクチーが効いていてとっても美味しかった!

そして私はやはりラム肉のタジン。味付けが優しくて美味!!

こちらはクスクス。

これもタジンよりさらに優しい味付け。美味しいけどわたしはタジン派。タジン、お店によって本当に味付けが違う。スパイス使いって奥が深い。

観光客用なのか、馬車も走ってる。

この日はモロッコ国民のホリデーシーズンだったらしく、地方に住んでるモロッコ人が一斉にマラケシュに集まっていたそう。馬車に乗ってる人も、地元の観光客っぽい人ばっかりだった。

そして、有名なフナ市場のベストショットが撮れそうな高台にあるレストランを探しに。

一番いい席を見つけて早速ミントティー。

世界遺産でもあるジャマ・エル・フナ市場は、死人の集会場という意味らしい。一時期は公開処刑場にも使われていた、マラケシュの中心となる広場。1000年ほど前から、文化と交易の中心として栄えてきたそう。いまでは観光のメッカ。ほぼ同じものを売っているお土産やさん、番号をふられたたくさんの屋台、(通るたびにお兄さんたちが次から次へと声をかけてきては、メニューと番号を必死で伝える。うち、48番だからね、48!!とかとか。。なんだか妙にシステマチックで面白い)、蛇使いなどの大道芸人、歩きながらサングラスを売るアフリカ系の人(リスボンにも同じ人がいる。サングラスはMade in Chinaだけど)、とにかく様々な商人でごった返すフナ市場。

フレッシュジュース屋さんも同じメニューで10屋台くらい連なっている。同じ屋台が同じ場所にならぶ意味はあるのか??きっとフナ広場の中で、しきたりがいろいろあるんでしょうね。

夕暮れ時にはコーランも聞こえて、オレンジ色と蛍光灯の商店の明かりが独特の雰囲気。やっぱりものを売るときは雰囲気より、商品がよく見えるように利便性重視の蛍光灯なんだな、と思う。見た目重視のヨーロッパ、リスボンでは蛍光灯はそんなに目立たない気がする。もちろん、昔ながらのレストランやカフェは蛍光灯だけど。

そしてこのレストランでもさらにタジンを食べる。。プルーンが効いていて美味しかった!モロッコ人、毎日食べても飽きない理由が少しだけわかった気がする。

日も暮れてフナ市場では、様々な民族音楽が鳴り響いている。ダンスを踊る人、歌う人、バンド、、いろいろ観て回ったけどなかでもひとくみ、男性5人グループのバンドはとんでもなくかっこよかった。

絶対に写真を撮らせないし、チップがある程度たまらないとパフォーマンスしない。それがちょっと貴重さをましてさらにわくわくしてしまう。翌日も彼らを目当てにフナ市場をさまよいました。

ホテルへの道は本当に迷路で、グーグルマップも頼りにならないので、1人だと到底無理。

ぐるぐると迷った挙句、やっとこさ到着。

さて、次はマラケシュ朝ごはんの旅ブログ。

旅の醍醐味はやっぱり食です!!!

ちなみにモロッコ、コーヒーのレベルも高くて美味しい!

Até já!

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