マラケシュの食べ物。

Boa noite!

今日はイギリスからのゲストのチェックイン。彼らはなんとヨットでイギリスから来たらしい!家族でセーリングしてるんだって。素敵だな〜。

日本からのかわいらしい女子ひとり旅のゲストも1週間の滞在が終わって明日帰国。いろんなことを吸収しまくっていってほしい!

さてさて、モロッコ旅行最終編。長くなったなぁ。

朝ごはんはこんなふうな小さな屋台がちょこちょこと8時くらいからやっている。マラケシュの朝ご飯の定番を知りたくて、ホテルの朝食をスキップして朝ごはん巡りをしに町歩きへ。

まずはホテルのすぐ近くにある小さな屋台へ。

ここでまず出てきたのは、豆のスープと定番のパン。

スープにはたっぷりのオリーブオイルを注ぐ!

これで2€くらい。

まだまだ知りたい朝ごはん事情!ということで、フナ市場の反対側まで朝ごはんを求めてうろうろ。そして、これぞ!というローカル感漂う屋台を発見!

道端にテーブルを出して、仕事前の男の人たちでいっぱいの屋台(ただのテーブルなので、屋台なのか?)。若干入りにくい雰囲気だったけど、うらやましそうにじーっと見ているとお客さんかスタッフかわからないおじさんが手招きしてくれた!やったぁ!

真ん中で切り盛りしているお兄さん。いつもの商売っ気満々のモロッコ商人とは全く違う、ゆったりとした雰囲気。身振り手振りで、みんなが食べているものと同じものを注文。

大きな鍋からついでくれたのは、やはり同じくハリラ豆のスープ。そして、トマトのスパイスで味付けされた卵とじ!そして定番のパン。

ここのスープのほうが美味しかった!そしてこのトマトの卵とじ、最高。。。

パンも食べて、2€くらい。激安。

そして、朝の閑散としたフナ市場でこれまた地元の家族が朝ごはんを食べているらしきお店を発見!

ここは珍しく女性がなにやら鉄板でパンケーキを焼いている!聞いてみると、フロマージュかプレーンかと聞かれたので、フロマージュを注文。

大きく焼いた分厚い油たっぷりのクレープ的なものにフロマージュチーズを挟んでたたむ。これとミントティー。

モロッコの朝ごはん、若い子や家族にはこのパンケーキが人気のよう。大家族で大きなポットから甘いミントティー、そしてパンケーキを囲んでもりもり食べている光景をよく目にした。めちゃくちゃ美味しいけど、太るやつ。モロッコはけっこう体格がよい女性が多かった!きっと美の基準がそうなんだろうな。

こりずにさらにもう一軒、とっても混雑している、これまた女性が焼いているパンケーキ屋さんへ。

今回はフロマージュなしで。若干の味の違いはあるけれど、基本的にはモロッカンパンケーキはこんな風にいくつか層になっていて、ちょっとしたパイのような、とってもおいしいパンケーキでした。

モロッコで女性が働いているのを見かけたのは、このパンケーキを焼いている女性か、フナ市場でヘナタトゥーをしている女性。

ヘナの女性は、いきなり手を掴んで、無理やりヘナを書いてきた。手を話そうとしても必死で離さない!わたしが、お金払わないよ?って何回も伝えると、ようやく途中で書くのをやめてくれた。手がじんじんするぐらい力強く引っ張られた。彼女たちはきっと、どうやって商売していいのか全くわかってない。男性がちゃんと教えてあげればいいのに。

中途半端なヘナタトゥーをみて、なんだか悲しくなった。女性が表社会に出ることが禁止されていたモロッコ、最近は少しずつ女性も表に出てきたのだろうけど、現実はそう簡単にはいかないのかなぁ。だって、商売も教育が必要!女性が自立して働ける社会になるために、きっと少しずつ変わってきているといいな。

そして、モロッコでとっても気に入ったアボカドジュース!一軒目で飲んだのがとってもおいしくて、ぶらぶら歩いていると、人気のないカフェのメニューにアボカドミルクの文字を発見したのでさっそく注文。

若い男子2人の店員さん、はじめてアボカドミルクを作ってるに間違いない!と思われるほどドギマギした様子。ふたりで相談しながら作ってる。できたけど、飲んでみて、、?的なそぶりでそっと手渡されたアボカドミルク。恐る恐る飲んでみたけど普通に美味しい、、、いや、けど、なんかちょっと変な味。そしてやはり1時間後にはお腹痛くなった。たいしたことなかったけど。

そしてさらに懲りずにもう一軒、もうちょっとまともそうなカフェでアボカドミルクを注文!!(しつこい!)

アボガドミルクの種類が10種類くらいある。アボガド&デーツ、アボカド&レーズン、アボガド&アーモンドなどなど、、どれがいいかわからないので店員さんに聞いてみると、アボカドミルクスペシャル的なやつをオススメされたので素直にトライ。

え!?!?

自慢げに持ってきたお兄さん。そのキョーレツな見た目に失笑の私たち。。

しかし飲んでみると、意外とそんなに甘くなくて、美味しい。というかめっちゃ美味しい!

きっちり2人で完食しました。普通のアボガドミルクは1€くらいだけど、これは2.5ユーロくらいだったかな。

そしてどうしても食べてみたかったもう一つの料理、パスティラ。ホテルのレストランのメニューに発見したので注文してみました。

ドライバーのやっさんに聞いてみると、ちょっと特別な時に食べるおごちそうなのだそう。

パイ生地に包まれた鶏肉とアーモンド、レーズン。上からはちみつがかけてある。これまたヘビー級な料理だけど、とっても美味しかった!

帰りに、とってもかわいい陶器のお店で、値段をふっかけてこないおじさんのお店を発見。

細かいデザインもすごくかわいい。ここのおじさんはまず自分から話しかけてこないし、値段を聞いてみると他の店で交渉した最終プライスより低い値段を最初から提示してくれた。こんなお店も中にはあるんだね〜ほっとする〜。

ということで、かわいすぎるお皿をたくさんゲット。どうやって持って帰るかは後から考えることに。

さて、最後の最後にはホテルのすぐ横にあってずっと気になっていたローカル感漂うタジン屋さんへ。

通り沿いにタジン鍋を並べて、カウンターテーブルで食べるスタイル。

自転車のおじさんもうしろをすり抜ける。おいしかったなぁ〜ここも!全部で3€くらいだし、、、激安!

そんなこんなで、長くて濃いモロッコの旅は、無事トラブルもなく、あたたかい人たちに助けられ、モロッコ人のホスピタリティーやサバイバル能力に圧倒された、最高の忘れられない色濃い旅となりました。

またすぐ行きたい、そしてモロッコ、住みたいなぁ、と思った!ポルトガルの次はどこに住もう。。。

やっぱりわたしは人間らしさを強めに感じられる国が好きだなぁと感じたモロッコの旅。そしてモロッコまで1時間半で行ける距離に住んでいることに感謝!

やっぱり、旅はいいですね。

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