我が家の食生活。

Boa noite!

イワシ祭り真っ盛りのリスボン。町中お祭りの飾りでカラフル。

わたしにとっては今年で3回目のこのシーズン。リスボンの中心、バイロアルトやアルファマは人が多過ぎて身動きできないくらいの盛り上がり&夜出かけると髪の毛がイワシくさくなって眠れなくなるので、今年は、中心から少し外れた、公民館が主催している小さな地元のイワシ祭りにのんびり行ってゆっくり楽しんでます。地元のおじいちゃんのバンド(カラオケと言ったほうがたぶん正しい)が、カラフルに彩られた小さな手作り感溢れるステージで、レゲエからクイーンまで、なんでも歌う。そしてそれに合わせて小さな子供達が楽しそうに踊ったり、完全に無視して他の遊びに夢中になってたり。

それにしても1年間待ち焦がれていたイワシはなんとおいしいこと!

この時期はパンにはさんで食べるのが主流です。赤ワインがすすむ。

今日は普段わたしが食べているものをちょっと紹介したいと思います。

リスボンに住んでても、心は日本人。ほぼ毎日、ご飯を炊いて、お味噌汁飲んでます。こっちには日本食を買えるお店もあるし、日本からの来客があるたびに、実家の両親に連絡して、なにかと運んできてもらっています。感謝感謝。

梅干しは父のお手製。お米はコシヒカリがこっちで買える。お味噌はこっちでも買えるけど、やっぱり日本のお味噌が断然美味しい。

日本から持ってきてもらえる、保存可能な食べ物が我が家には常にストックしてあります。かのやのだしパック、高野豆腐、切り干し大根、乾燥わかめ、昆布、などなど。

この日は、ご飯、わかめとじゃがいものお味噌汁、ブロッコリーの葉の甘辛炒め、トマト、きゅうり、切り干し大根の酢の物、そしてそばがき。

ちなみに料理は完全に和食ですが、お酒は常にワインです。お味噌汁とワインのマリアージュを日々楽しんでます。笑

お蕎麦の乾麺、そば粉は、やっぱり日本のものじゃないと美味しくない!!

そして夏はお素麺。揖保の糸!


ごま油で炒めたナスに、生の紫玉ねぎをたっぷりかけて、だしパックとお醤油、ココナッツシュガーとお酒で作っためんつゆで食す。

ちなみにごま油はこっちのオーガニックスーパーで入手可能。みりんはお砂糖とお酒で代用。揖保の糸は、日本からの貴重な食材。

そして最近、リスボンでついに出会った美味しいお豆腐がこちら!

お豆腐はさすがに日本から持ってきてもらえないし、こっちのお豆腐は硬くておいしくない!!と絶望的だったので、どうやって自分で作ろうかと考えていたところ、これまた近所のオーガニックスーパーで新しいお豆腐を発見。

これは本当に日本のおいしいお豆腐の味!!made in japanって書いてあった。輸入するの大変だろうなぁ〜試行錯誤して輸入してくれたここのメーカーにお礼の手紙を書きたい。

1丁弱で3€くらいするけど、売れなくて取り扱いなくならないで欲しいので、地味にリピートし続けてます。

お豆腐は日本から届けてもらえないけど、高野豆腐は大丈夫。なので、高野豆腐の料理レパートリー、いろいろ増えました。笑 

今年の冬は小豆も炊いておぜんざいにしたり。小豆はこっちでもAZUKIとして普通に売ってます。でも、ぜんざいはポルトガル人には意味わからないらしい。豆のスープがおおいので、豆のスープが甘い!!ていうのはどうも受け入れられないみたい。私たち日本人からすると、お味噌汁が甘いデザートになるようなもの??

この日は長崎のカステラをお土産にいただいていたので、カステラとエッグタルトのコラボレーション。カステラはポルトガル発祥のお菓子。日本とポルトガルが、ポルトガル伝統のキャベツ柄の陶器にのっているの図!

卵と砂糖がポルトガルスイーツの基本。素朴でシンプル。私には甘すぎるポルトガルのお菓子だけど、エッグタルトは大好物。いつも無性に食べたくなります。

地球の反対にいても、やっぱり日本人。日本食が大好きだし、おいしいご飯と梅干し、お味噌汁を飲んでほっとする。そんなとき日本人でよかったなぁって心から思います。

これも日本から色々と届けてもらっているおかげ。両親や友人に感謝。

ということで、リスボンに来る予定がある方、ぜひ、日本の乾き物、お待ちしています!!笑

ジャカランダが綺麗なリスボンより。

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