Boa noite!
相変わらずあんまり暑くないリスボンです。昼間の日差しは強いけど、風が冷たいので、夜は長袖が必需品!
あまりにも快適すぎて、湿度のある国に対応できなくなってきてるんじゃないかとちょっと心配になります。こんな快適な気候が当たり前だと思わないように、感謝しなくちゃ。
さて、今日は先日またまたゆるキャラセルジオと行ったナザレ・オビドスツアーのことを。
ナザレ・オビドスはリスボンから日帰り観光で有名な場所。車で1時間半くらいなので、日帰りにちょうどよいのです。
今回の旅のお供はとてもかわいい女子2人組!まずは朝10時に集合してそのままアルコバサへ。
アルコバサ修道院は、ポルトガル最古のゴシック様式をもつ教会をはじめ、中世の建築がそのまま残り、世界遺産にも登録されている。この日は土曜日だったので、蚤の市もあってた!
中はとっても荘厳としていて、美しい教会でした。
左右対称なのがゴシック様式の特徴なんだそう。(セルジオ談)
ここで、名物ALCOAのお菓子をゲット。リスボンにもある名店だけど、アルコバサ発祥なのです。特徴は、とにかく甘い!!!けど、美味しい。コーヒーとスイーツでエネルギーを注入したあとは、次の目的地、ナザレへ!
この日は土曜日だったので、ビーチでゴロゴロしている人がいっぱい!!でもやっぱり水は冷たいので、泳いでる人は少ない。サーフィンの聖地、ビッグウェーブの大会が毎年冬に開催される場所。歴代ビックウェーバーのミュージアムもあります。(わたし個人的にはそんなに面白くはない。)
ミュージアムよりもその裏にある断崖絶壁の階段を降りて海に近くほうがかなりスリリング!!
ちなみにセルジオは高所恐怖症なので、階段の近くまで案内して、じゃぁ、上で待ってるね!と、そそくさと逃げるように階段から離れる。ドライブしていても、眺めのいいところに案内するけど、自分は絶対にみないように運転している。ちょっとかわいいセルジオです。
さて、ナザレの絶景ポイントで写真をとって、水しぶきを浴びたあとは、ナザレ名物、伝統衣装のおばぁちゃんが売っている屋台へGO!
ナザレの伝統衣装、7枚のひらひらが重なったスカートにハイソックス!
漁師さんの町、ナザレの女性は、旦那さんが無事に海から帰ってくるのを待っていた。ある言い伝えでは、旦那さんが帰ってくる1週間前から、1枚ずつひらひらを外して、旦那さんが到着した日には。。。♡
そしてカトリック系の御守りがとっても多い。ナザレは漁師の町だから、死も身近に存在する。お祈りやお守りの文化も強くていまだにたくさんの売店で見かけます。
そして、お昼はイワシで有名なレストラン、`O Pires’ へ。
ここはローカルの人たちも足繁く通う新鮮なイワシが食べられることで有名なレストラン。
ここで食べたイワシ、いままででダントツ1番においしかった。お鍋のなかはアンコウのリゾット。そしてタコのリゾット、ワインもたっぷり飲んで、4人で55€くらいでした。すばらしいコストパフォーマンス!またイワシを食べるためだけにナザレに行きたい。それだけのために!!!
お腹いっぱいになったところで、最後の目的地、オビドスへ出発。
ナザレからオビドスは30分くらい。そしてその途中にある、ポルトガルで一番有名な陶器ブランド、’Bordallo Pinheiro‘へ。
ここの2階にはアウトレットコーナーがあって、ポルトガル人で賑わってました。
かわいい食器が半額くらいになってる。よーくみてもなぜこれがアウトレットなのかよくわからない!ぜんぜんアウトレットで十分じゃないか!ついついわたしもガイドのくせに、自分が一番たくさんお買い物してしまいました。。女子がお買い物に勤しんでいる間、待つ男子セルジオ。
世界共通ですね。
さて、最終目的地、オビドスへ到着。
オビドスは王妃の村として有名な観光地。昔、お姫様がこの村に一目惚れをして、王様が村ごとプレゼントをした、という有名なほんとの話。
まずはオビドス名物ジンジーニャ。
チョコレートカップがおいしい。リスボンでも飲めるけど、やっぱり地元オビドスは種類も豊富だし、本当に美味しかった。1杯1~1,5€。
ちなみにジンジーニャ入りエッグタルトもありました。なんでもありだな。
有名な缶詰やさんもあったので、ちょっとのぞいてみることに。このお店にはリスボンの中心地にもある。普段スーパーマーケットで缶詰を買っている私たちとしては、この缶詰の値段の高さに衝撃!!!ツナ缶でも7€とかした。スーパーだったら1€だよ。。いや、でも、きっと味が高級なのでしょう。庶民には理解しがたい。ちなみにこれはカレイのスモーク、1缶31€!
このときはちょうどお城の中で中世の祭り、Mediaval Festaがあっていたので、たくさんのマーケットやパレードで大盛り上がりでした。ラクダもいた!そしてラクダの後ろにはつねにホウキをもったおばさんがついて歩いていた。なんだろう、と思っていたら、う●ちを片付けながらパレードしてました。なんて綺麗好きなポルトガル人!笑
本格的な魔女の格好をした人もいたりして、子供が真剣にお祈りをしてたのがかわいかった!わたしはゾンビに脅かされて本気でびびった。
ちなみにここはポーザーダといって、お城の中に泊まれるホテルになっています。オビドスのポーザーダは有名。きっと素敵なんだろうな、いつか泊まってみたい!
オビドスの中世のお祭りはかなり本格的で、面白かった。音楽の演奏もいたるところであっていたり、弓矢の体験をさせてくれたり、たくさんの中世の格好をした人たちで、本当にタイムスリップしたかのような、ディズニーランドのような気分になりました。日が暮れてからもさらにロマンチックになること間違いなし。
そんなこんなで、丸1日思う存分楽しめた!!
こんなツアーもやってますので、お気軽にお問い合わせください。ポルトガルの魅力をわたしも改めて感じられてとっても楽しいので、もっと行きたい!笑
もう8月。早いなぁ。
Até logo!