Bom dia!
やっと真夏がきたような天気のリスボンです。最近は暇さえあればとにかく海へレッツゴー!昨日も小波サーフィン日和でした。
ちなみにコスタダカパリカは、砂入れの工事がずっとあっていて、昨日やっといつのもビーチの工事が終わったので行ってみると、もちろんすっかり地形が変わってしまったので、いっときいい波は望めません。むむむ。。
でも、一発大きな波がやってきてくれたら、砂を海へ持って行ってくれるので、どんどん地形がよくなるでしょう。早くよくなってほしいなぁ〜〜
さて今日は、とーーーーーっても楽しい&おいしい&面白い新しい試みをご紹介!
ポルトガルに来てからずっと私のいろんな意味での師匠、(料理、食べっぷり&飲みっぷり&スラング)親友のポルトガル人カタリーナ。彼女は料理上手で、とくにポルトガル料理への愛情ははんぱじゃない。いつも「カタリーナの料理教室したら絶対たのしい!」と思っていたところ、ちょうどゲストのかわいい女子から「地元の人の家にお邪魔して料理教室を体験したい!」とのリクエストがあり、まさにカタリーナじゃないか!!ということで、一緒に企画しました。
まずは夕方7時にカタリーナのお家へピンポーン。
アルファマ地区のリスボン大聖堂のすぐ上にある、とっても古いアパートの最上階にあるカタリーナのお家は、家の中までとってもかわいいアズレージョでいっぱいなのです。建物の外にあるのはよくみるけど、家の中の壁までアズレージョがあるおうちはあんまりない!!とーーってもかわいい、THE リスボンなお家です。
そして全身タトゥーいっぱいのカタリーナ、見た目とは裏腹にとっても女子力高い!すでにテーブルには、チーズとグラスがセットされてます。
チーズは右から、アレンテージョ地方、Azeitão、アソーレス諸島のSan jorgeのチーズ。どれもまったく風味が違って美味しい。全員、お気に入りのチーズは違いました。私はAzeitãoのチーズが大好き。Azeitão地方はワインの生産地でとても有名で、このチーズはワインに合うように作られたとてもコクのあるチーズ。クラッカーに乗せて食べるとワインが止まりません。
そしてパンは私担当。朝から私個人的にリスボンNo1のGLEBAの食事パンを買いに走りました!それと大人気の日替わりのパンもゲット(この日はレーズンパン)日替わりパンはいつも夕方には売り切れます。
さっそくワインで乾杯!(作る前から飲む)チーズをつまみながら、ワイン片手に、早速料理開始〜!
今日のメニューは、リスボン定番Bacalhau Abrás(バカリャウとバカリャウアブラス用のポテトチップスと玉ねぎを卵でとじる家庭料理)、Farineira com ovos(ファリネイラというポルトガルの腸詰の卵とじ)、そしてErvilhas com ovos escalfados という、これまた超ど定番ポルトガル料理、グリーンピースとポルトガルのソーセージ、その上に目玉焼きを乗せたお鍋料理の3種類。
ポルトガルの料理はとにかく卵をたくさん使う!基本はとにかくオリーブオイル、卵、玉ねぎ、じゃがいもです。スーパーではいつも大袋で売っていて、みんな大量に買ってます。
バカリャウは、干した状態で売ってあるので、水に1〜2晩つけて塩抜き。
これをみんなで手でほぐします。
そして大量の玉ねぎをみじん切り。ここはわたくし、涙を流しながらがんばりました。
そしてこれがバカリャウアブラス用のポテトチップ。普通に食べても美味しい。ちなみに私は最初、知らずに普通につまんでました。
さてバカリャウアブラスを作ってる間にもう一品。ポルトガルの腸詰ファリネイラの卵とじ。ファリネイラとは、第二次世界大戦のときにとても貧乏だったポルトガル人が、ひとつのお肉をみんなでわけあうために、そのお肉に小麦粉やお米、そのほかのスパイスなどを混ぜて、腸詰にしてスモークしたもの。
上の茶色のがファリネイラ、下がチョリソー。
カタリーナ先生の指示のもと、みんなお手伝い!
ファリネイラはポルトガルでしか食べられないので、ぜひ一度トライしてほしい!お酒好きなひとは好きなはず。
ファリネイラを刻んで、たっぷりの卵でとじて完成!
徐々にできあがるテーブル。すでにワインとチーズでだいぶいい気分になってます。
さっそくつまみながらつぎの料理、Ervilhas com ovos escalfadoへ。グリーンピースに、ポルトガルの定番調味料をあれやこれやとカタリーナ先生が説明しながら入れていきます。意外といろいろ使うのね!複雑!
できたー!わたしもたまには手伝う。
そして、バカリャウアブラスの仕上げにイタリアンパセリを大量に刻む!
あとはサラダ用のお野菜ももりもり。
ということで、完成〜〜〜〜!!!!
バカリャウには白ワインです。ワインの説明もちゃんとしてくれるカタリーナ。詳しいなぁ〜〜
さて、4人揃って、いただきます!!
カタリーナ、語りーなになってます。うまい私!
もちろん、わたしは一応必要に応じて日本語の通訳係という名のもと、おいしいご飯を食べさせてもらってます笑
そして、途中から親友のセバスチャンも登場!ワインとチョコレートを持って、おいしいご飯をつまみにやってきました。たくさんあったのでちょうどよかった!
ちなみにデザートは、ポルトガル特有のPessagoという平べったい桃とメロン。いまがシーズンでとっても美味しいのです!
食後にジンジーニャというさくらんぼのお酒とチョコレートを。これまた合うんです。
そんなこんなで、ポルトガルの料理だけじゃなくて、ポルトガルの食文化、人々のリアルな生活を味わえるとーーーっても楽しいカタリーナのディナー教室となりました!
これからもカタリーナのディナー教室は楽しくたくさんやっていきたいと思ってますので、地元の人の家に行ってみたい!家庭料理習ってみたい!という方はぜひわたしまでご連絡ください!ちなみに人数は2名〜3名様となります!
あー楽しかった!!!
Até breve!!!