ポルトガルで栗ご飯。

Boa tarde!

すっかりクリスマスも終わりましたが、リスボンのクリスマスはトラムのお姉さんもクリスマス仕様でした。かわいい。

今日は私の頼りにしまくっている税理士さんのエバ様との打ち合わせ。

今年から、税金とかいろいろちゃーんと払わなくちゃいけないのです。(前年の売り上げに比例するので、その辺は日本と同じ)

エバ様はCasa Natsukoを始めるときからずっとお願いしている、本当に頼りになるバリバリできるポルトガル女性。 今日は雨が降らないと思ってシーツも干して傘も持たずに出かけたのに、家出た瞬間降り出して、結局往復1時間雨に打たれ続けて歩きました。

さて、今日はなんでもない日の私の自炊ご飯を。

リスボンは物価が上がってきているので毎日外食なんてできません。そもそも日本食ラブなので外食ばかりだと飽きるしお味噌汁が恋しくなる。

ポルトガル人みんな大好きな栗。10月〜12月くらいがシーズン。マーケットに出ているとみんな何キロも大量に買って帰ります。いつもはポルトガル人に教えてもらった、焼き栗でパクパク食べる。

栗を皮のまま30分以上水に浸して、平らな方に切れ目をいれてオーブンで20分焼くだけ。薄皮までナイフを入れるとこがポイント。切れ目がはじけるように割れたら出来上がり。簡単に薄皮までつるっと剥けます。これを知ったときは、剥きにくくて手が真っ黒になる栗剥きがこんなに簡単に食べられるなんて、世紀の大発見でした。

いつもはこのまま食べるんだけどこの日はどうしてもやってみたかった焼き栗で栗ご飯!

皮を剥いた栗さんたちを、昆布と一緒にご飯とお鍋に投入して炊きます。わくわく。

そして、ビーツの葉っぱとほうれん草の胡麻和え。ビーツの葉っぱは甘くてシャキシャキして美味しいのでときどき買う。

この時期は日本っぽいほうれん草もでているので嬉しい。

両方ともさっと茹でてすりごまとお砂糖、お醤油で和えて完成。

タッパーに詰め込んで、この日はグラサの展望台を目指してお散歩へ。

リスボンの冬は、家の中より外のほうが暖かい。特に古いおうちは石造りなので、けっこう底冷えするし、基本的に温暖な気候なので、セントラルヒーティングなんかもない。ポルトガル人はみんな冬も太陽を求めて外に出ています。

相変わらずの美味しそうなスイーツたちの誘惑に負けそうになりながらも栗ご飯のために我慢して歩く。

ちなみにこのフレンチトースト(真ん中)、そしてSonhoと呼ばれるドーナッツ(右に似ているけどもう少しまんまる)は、クリスマスシーズンのみのポルトガルの名物お菓子。ふわふわで甘くてとってもおいしいので、クリスマスシーズンに訪れるときはぜひトライしてほしい!

そしてもちろん焼き栗屋さんもいたるところに。火事か霧かと思うくらい本当に町中もくもく。12栗で2、5ユーロ、中心地は3ユーロかな。

グラサまでの道は、細い路地をぬけながら坂道を登って40分くらい。

途中途中に、こんな面白い絵がいろいろいっぱいある。

そして展望台へ到着。

この日は曇りだったけどとっても綺麗。サンジョルジュ城の向こうに4月25日橋とテージョ川も望めます。

リスボンの赤い屋根はトレードマーク的存在。

展望台の横の公園。電灯折れてる。

太陽の当たるベンチ確保!

見た目は悪いですが、めっちゃ美味しかった。もうファーマーズマーケットでは見かけなくなってしまった栗たち。また来年の秋までおあずけです。

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