Bom dia!

いろんな国に旅するたびに国によって違って面白いことのひとつ、ゴミ回収。

日本は市町村によっても違いますね。

リスボンのゴミ回収はヨーロッパの中ではゆるめ。

リスボンの街のいたるところにリサイクル収集コーナーがあります。うちは徒歩１分のところにあるのでとても便利。ワインボトルが空くと出かけるたびに持っていきます。

よく、入りきれなくて溢れている。緑がガラス、黄色がプラスチックとメタル、青が紙、黒がその他。そしてこのゴミ箱、ちっさいように見えて、じつは地面の下に巨大な箱が埋まっているのです。ガラスの瓶を入れると、井戸に放り投げたように、ドンガラガッシャーン！と響きます。

埋まってるゴミ箱をすっぽ抜いてトラックに写してるの図。それぞれの種類別に週に１回、回収トラックにゴミをあつめていきます。これなら日本みたいに、ごみを出せずにゴミ屋敷になってしまうことはないはず。

ちなみにリサイクル回収場所以外にも、毎週水曜日（地域による）に夜７時以降に、家の外の道路に置いておけば回収車が持って行ってくれます。そしていらなくなった家具や電化製品、ベッドなどは道においておけば誰かが持っていきます。あと、ときどきいらない洋服を集める回収BOXもあるので、そこに洋服を入れると教会のボランティア団体さんが回収して、ホームレスのひとや貧しい人たちに配ります。こういうシステムは人々のリアルな生活に寄り添った、いいシステムだと思う。

ポルトガルは道のいたるところにゴミ箱もある。そしてよく道にいろいろ捨ててあるし犬のフンはそのままにしてあることが多いので、ポルトガルに来られるときは、なるべく汚れてもいい歩きやすい靴がおすすめ。

ときどき道にこんなかわいい子が隠れてます。

Bom fim de semana!（よい週末を！）