ポルトの旅その3。セラルベス現代美術館

Boa noite!

今日は毎月の支払いのガス・電気代がいきなり普段の3倍くらいになっていたのでびっくりして、ガス会社に電話。

しかし!!ポルトガルのコールセンターは基本的にあんまり電話繋がりません。3回めにしてようやく繋がった!

でも、ポルトガル語オンリー。。なんとか私のつたないポルトガル語を駆使して問い合わせてみたものの、回答が複雑すぎてなんて言っているのかわからず。コールセンターのお姉さんも、これは複雑だからポルトガル語ではあなた理解できないと思う。。明日の朝英語喋れるひとがいるかもしれないから明日また電話して!と早々に諦められました。そうだよね〜。

こういうとき、日本のサービスの素晴らしさ、そして言葉が通じる国での生活がいかに素晴らしいか、身に沁みます。明日もういっかい電話しよう。

 

さて、今日はポルトの旅の続きを。

日本でもたぶん有名な、ポルトにあるセラルベス現代美術館。

アルヴァロ・シザという世界的に有名なポルトガル人の建築家が立てた美術館。私は非常にこういう美術系にとてもうといのですが、今回の旅のパートナーの熱い要望でやってきました。

アルヴァロ・シザはポルト大学の建築科卒。ポルト大学って、なんとなく響きが素敵。

 

真っ白な建物。白は光を反射する、ということをテーマにして建てられたそう。入り口から吸い込まれるような感覚に陥ります。

中庭には大きな木が。光と影、自然と白の壁の調和がすごく美しい。

美術館の中には大きな窓がたくさん。その窓から見えるお庭の緑がすごく綺麗。

窓一つ一つが芸術作品みたいな、贅沢な空間。

美術館の中にある図書館の電気がとってもかわいかった。

 

展示もすごく面白くて、特に、Anish Kapoorの穴をテーマにした作品たちの部屋は、どこかにもっていかれるような感覚になる。

小さな穴を覗き込むとそこにはミクロの世界が広がってる。

この小人たちを作るの、かなり神経使う作業だろうなぁ、、。そして数ある作品の中で1人だけ逆さまになっているマイクロ人間を発見!!

間違い探しを見つけたような、「見つけた!やったー!」という気持ちになりました。周りのひとにも教えたくなった。笑

もし行く機会がある人はぜひ、見つけてみてください。

このトイレのマークがかわいい。

美術館の外にはとっても広いお庭が広がっています。ところどころに面白い作品があって、なんとなく不思議の国のアリスのような、不思議な世界観。

お庭にあるカフェで一息もできます。このお庭、ずーっといたい。

美術館もお庭も、1日のんびりゆったり過ごしたくなる、ちょっと不思議で気持ちのいい、本当に素敵な空間でした。

そして美術館の本屋さんで、ちょっと古い美術の本を地味に格安で販売していたので、大量にゲット。うれしい、けど重い。。

ということで、とっても素敵な時間を過ごせたポルト2日目。

この美術館はまた行きたい。そして次はここのレストランに入りたい。

なんでも、レストランの椅子やテーブルもシザがデザインしたものだそう。ビュッフェ形式だったので、お腹をすかせて行かないと。

私ひとりではきっと来なかったかもしれないセラルベス美術館。

旅のパートナーがいると、新しい発見があってとっても面白い。誰と旅をするかって大切ですね。

中心地にもどって、お気に入りのポルト発祥の老舗チョコレート屋さんArcadiaでお土産をゲット。ここの、ポートワイン入りチョコレートがとっても美味しいのです。。。というか全部美味しい。ちなみにリスボンにもあります。

そして、とっても有名な世界で一番美しい(?)と言われている本屋さんの前を通って帰りの電車の駅、Sao Bento駅へ。

ここはいつも人がいっぱい並んでいます。人混みが苦手な私は外から眺めて満足。ちなみに入場料が4ユーロくらいかかります。

帰りはSao Bento駅から15分くらいの駅、Campanhā駅で乗り換え。

電車の中にあるBARでワインを飲みながらリスボンへ帰宅。

食堂車って、私の憧れ!!!ここは食堂車というかBAR車両みたいな感じ。軽食もあって、とっても居心地がよかった。

電車の旅最高〜〜!

ということで、長くなりましたが今回のポルトの旅はこんな感じで終了。

独特の懐かしい、ゆったりとした居心地の良さがあるポルト。すでにまた行きたい。

まだまだディープなポルトを発掘したいと思います。

ポルト大好き!

 

 

Até logo!

 

 

 

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