イビサ島へ。

Boa noite!

ヨーロッパ各地で熱波のニュースがあったかと思いきや、今は一気に気温が下がって、ドイツでは雹が降ったりしている、予測不可能な今日このごろ。

ポルトガルは、熱波など全くなく、ずーっとほとんど25度前後の毎日。真夏日は1日、2日あったりしても、そのあとはまたすぐにとても快適な気温にもどる。

ポルトガル人は、海に行く気がしない!!と、とてもご立腹。太陽の光はとっても強いけど、風が強くて冷たい&相変わらず海水はとーっても冷たいので、海にいく最高のコンディションはそうそうお目にかかれません。

そんな中、おととい、ポルトガル人の友人に、今年はいつまでたっても海日和は期待できないから、とりあえず海いこ!!と誘われ、川向こうのビーチへ。

風がビュービュー、みんなパラソルを地面ぎりぎりにくっつけて、風よけを作ってビーチでお昼寝してました。そこまでしてビーチで寝転がりたいんだね、海が好きなんだよねーみんな。

冷たい海水に飛び込んで、強風で砂だらけになりながら、ビーチでごろごろ。これだけカバンの中も耳のなかも砂だらけになったら、諦めがついてもはや砂が気持ちよくなるのです。

さて、前振りが長くなってしまいましたが今日は先週まで1週間滞在していたイビサ島のことを!!!

とりあえず、ひとこと。

イビサ島に恋をした!!!

おいしいレストラン、あったかい海水(これが今回の旅の目的!)、島独特の、ゆる〜い空気、そして、今回お世話になった、もくちゃんの宿!!!

イビサ島といえば、パーティーアイランドを思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、実はイビサ島自体が世界遺産でもあり、自然と文化が共存する、とても豊かな島なのです。

大西洋に面しているポルトガルに住んで2年、あったかい海で泳ぎたい!!というのが今回の目的。いろいろな場所を考えたけど、地元福岡にある超美味しいスペイン料理屋さん、イビサルテのオーナー、いっぺーさんの妹さん、もくちゃんが、夏限定でゆる〜くゲストハウスをしているという噂を聞きつけて、

いっぺーさんの妹なら間違いなく素敵じゃん!!ということで、今年の自分の誕生日旅行は、イビサ島に即決。

もくちゃんは普段パティシエとしてイビサ島のケーキ屋さんで働いています。

ここのケーキやチョコレート、クロワッサンなどなど、全部マジで美味しかった。ポルトガルで食べる素朴な味とは違って、日本の美味しいケーキを思い出す、繊細な甘さのスイーツたち。もっと食べたかったな。

そして夏の間だけ、ゆる〜〜くゲストハウスをしています。彼女のゆるくておもしろいブログはこちら

リスボンから1時間半、(ちなみに飛行機は3時間遅れました。あるある)イビサに降りたった瞬間、蛍光色で DANCE OR DIE!!! とか 、Yes! I am famous!!とか書かれた10mはゆうにあるであろう大きなパーティー看板、超有名DJの名前ががずら〜〜〜り!!

うん、イビサっぽい。しかしその看板以外は、高い建物もなく、沖縄のようなのんびりした雰囲気。これがヒッピーの聖地か〜。

飛行場からバスで15分。もくちゃんの働くケーキ屋へ鍵を受け取りに。

初めましてのもくちゃん、笑顔がかわいい!!!癒し系!お店のみんなからも愛されてるのがとっても伝わる。すでにここでさらに安心。そしてそんな彼女が愛するイビサが楽しみになる。

ひとり、これから1週間お世話になるおうちの鍵を握りしめ、歩くこと徒歩10分。大きなイビサ城の前にある素敵なお家に到着。

ブーゲンビリアとハイビスカスに囲まれた玄関。おうちについた瞬間から、自分の家のようにちょーリラックスしてしまった、、蚊帳に包まれたベット、幸せ。

イビサの中心地にあって、バスでどこへでも簡単にアクセスできる、とても便利な場所。

翌日から、もくちゃんに教えてもらった綺麗なビーチへ、そそくさと朝からバスでお出かけ。

イビサ島はそんなに大きくないので、南から北まで、バスで1時間弱でいけます。まずはイビサ市内からバスで45分のところにある、有名なSaint Antoniへ。

水きれいすぎる。ソーダゼリー?

先端まで歩くと、不思議なBARの地下にある水族館を発見。1人5€。ここまできたしとりあえず入ってみる!

結果は、ご想像にお任せします。行った人にしかわからない、なんとも言えない哀愁漂う水族館でした。

Sait Antoniは、イビサの音楽、チルアウトミュージック発祥のカフェ、Cafe del Marがある、イビサ島2番目に大きな街。朝からかなりぶっとんだ格好をした人がいっぱいいて面白かった。イギリス人が多かったかな。

あったかい海水で泳ぐのは2年以上ぶり。とにかく気持ちよすぎて、それだけで満たされる。

連日、シュノーケリングセットとパラソルを持って、さらなる別のビーチを求めてバスで朝からプチ遠足気分。

このビーチは、イビサ市内からバスで30分の、Sait Antoniという街から、さらに別のバスで西に向かったCara Conteというビーチ。

ほかにも、北のほうのビーチ、(シュノーケルに夢中になって永遠に泳いでいた)、イビサ市内からフェリーで1時間弱でいけるフォルメンテーラ島という小さな島のビーチなどなど、どこもかしこも、海のきれいさだけじゃなくて、そこで時間を過ごす人たち、ビーチ全体の空気感ぜんぶひっくるめて、天国めいていました。ヒッピー文化が生まれて育ったのも納得。

おいしいパエリヤやガスパチョ、ピンチョス、暑い毎日を乗り切るスムージーやジェラート屋さんなどなど、食べ物をすべてパーフェクト!!

ここのレストランはとっても美味しくて、2日連続で通いました。もくちゃん、教えてくれてありがとう!

これはイビサ島の名物パン、エンサイマーダというラードを練りこんだふわふわの甘いパン。これも美味しかった!

あっというまの1週間。毎日、朝から海で泳いで、日焼けで火照った体を冷たいシャワーで冷やしては蚊帳の中でうとうと。。小学生だったころの、夏休みを思い出して、なんとなく実家が恋しくなりました。昔はお父さんにプールや川に連れていってもらっては、泳ぎ方を習ってたなぁ。あの頃があるから私は泳ぐのが得意で大好きなんだな。

イビサ島の思い出を書き出すといろんな思いが溢れてきそうなので笑、今日はこの辺で終わりにします。

とにかく、なにが言いたいかというと、私はイビサ島に恋をしました!

来年の誕生日もまたイビサで過ごしたいな。お世話になったもくちゃん、いっぺーさん、本当にありがとうございました。福岡のイビサルテにも行きたくなったー!

そしてリスボンに戻って1週間。いまだに、夏休みが終わったあとの、抜け殻のような、なにしたらいいかよくわからないような、心地いいけど、さみしい気持ちにいまだに包まれています。。イビサシック?笑

Até logo!

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