Boa noite!
8月に入りましたね。相変わらず昼の日差しは強烈、夕方は長袖(厚手)がないと寒い!!昼間暑いからといって油断は禁物です。
来年の1月で1年を迎える私のビザ。1年ごとに更新する必要があって、更新予約は半年前からできるのです。とにかくいま、移住者が多い大人気の国、ポルトガル。移住申請をしていて半年以上返事がない、という状況の人もたくさん。友達のロシア人は4年待ったとか。
とにかく7月に入ったら、すぐに面談予約の電話をかけ続けるのよ!!と、最初にビザを発行してくれた移民局のお姉さんから念を押されていたので、7月1日からさっそく電話。
しかしもちろん、繋がらない。10回に1回繋がっても、今は空きがない、いつになるのかわからない、との回答のみ。
どうしたらいいの??と聞いたら、毎日電話するしかないね!だと。
頼みの綱の移民局サポートセンターに朝7時半から並んで質問しても、電話し続けるしかないわよ!と、堂々巡り。
ビザの更新もカオスだし、移住者や観光客で少しずつローカル感が失われつつあるリスボン、ポルトガルの住民権をもう1年更新するか、愛する地元、糸島に帰るか、どこか別の南の島に移住するか、、ここ2ヶ月悩んでました。
そんなある日、いつものように海に行ってサーフィンして、リスボンへの帰り道、バスで橋を渡っていると、ふと、ここを離れるのは寂しい、いやだ!と、とってもシンプルなことに気がついた。
海で会ういつものみんな、たくさんのサーフィン初心者のヨーロッパ観光客や子供達、とんでもなくサーフィンがうまいキッズ、それを横目にビキニで日焼けを楽しむ老夫婦、サーファーに紛れてひたすら泳ぐアフリカ人やブラジル人。ビーチでドーナツやタオルを売りあるく老若男女。
夏は人が多いコスタカパリカのビーチだけど、人の目を気にしない人が集まるちょっとカオスなポルトガルのビーチが好き。
バスで隣同士になった知らない人と話したり、道ゆく人と挨拶をかわしたり、道を渡ろうとしたら必ず止まってくれて、ニコッと渡らせてくれるポルトガル人。いまでは当たり前になっている日常だけど、そんな日常がとても心地よいし、貴重だと思う。うん、やっぱりまだ離れたくない!
頭でいろいろと悩んでいたことは、サーフィンをしてクタクタに疲れ切った体が答えを教えてくれました。心の声を聞くのはやっぱりそんなに簡単じゃないし時間がかかるものなんだな。
それからビザのこともいきなりスムーズに進んだ。移民局との面談予約も、ずっと空きがなかったオンラインの予約画面に、突如たくさんのスポットが現れて、9月に取れた!よくわからなかった税金のことも、今年はなんとか乗り切れたみたいだし。あとは、書類集めです。でも、今回は更新なので、かなり楽。
家の契約更新も、オーナーから突然電話があって、そのまま更新できることに。
ただ、ある日突然2階のお風呂場からの雨漏りのような、ポタ、ポタ、という音と共に若干の水が、、これはやばいと思って、さっそくこの家を守ってくれているペドロに電話。
すぐに駆けつけてくれて、あっというまに直してくれた!!
ついでにちょこちょこと壊れたところをいろいろと修理してくれた。とっても古いアパートなので、つねにお手入れが必要。基本はひとりで住んでいるので、こんなときにすぐに駆けつけてくれる存在は本当に貴重。恵まれているな、本当に、感謝。
時間が経つほどに、ポルトガルへの愛が深くなっていると思う。きっと最初とはまた違う感じで。
でも、地元や家族、友人も恋しい。糸島とか宮崎でサーフィンしたいな。来年はもうちょっと日本にも帰れるようにがんばろう。
ということで、CASA NATSUKO、来年もたくさんの人に支えられながら地味に続けていきますので、よろしくおねがいします!
今日は本当は6月に行ったポルトの野外フェスのブログを書くつもりだったのだけど、いつのまにか長くなってしまったので明日にしよう。
あ、新しくおいしいエッグタルト屋さんを発見しました。エッグタルト奥が深い。Boa noite!