ポルトガル人は働きもの。

Boa tarde!!

今日は雨で外に出たくないので、やらなくちゃいけないことは無視して、おうちに引きこもり、

暖炉をつけて、ゲストのワーナー先生のギターレッスン。

ギタレレというミニギター的なものをこっちで買った(YAMAHAだけど)のに、全然弾けないわたしを見かねて、

ボサノバギタリストのワーナーが基礎から教えてくれています。ありがたやありがたや。

 

さて。おとといちょっとショックな出来事が。

こっちに来てからずっと一緒にサーフィンをしてる、サーフショップのブラジリアンGG。

 

彼は、車のエンジニアとして働いていて、自分の仕事をとっても誇りに思っている。

土日はサーフショップで朝9時から午後3時、平日は朝6時に起きて夕方6時まで毎日エンジニアとして、外国の大きな車の会社で働いている。

サーフショップでもいっつも車のメカニズムの勉強してる。

ポルトガルの会社員は、基本的に契約社員。しかも半年が基本。

数年働いても、半年毎に契約更新なんてザラ。

別の弁護士事務所で働いている事務職の子も、半年毎に更新なので、常に半年先のことは分からないのが当たり前。

久しぶりにサーフショップに行って、最近GGはどう〜?とオーナーフェリペに聞いてみると、

突然、暗い顔。

「GG、会社クビになったんだよ、先週。直前まで、全然心配ないって言われていたのに。

大きな会社はこうなんだよ、いつも。」

彼女とフランスにホリデーに行って、帰ってきたら突然のクビ宣告だったそう。

5年間働いて、仕事のことをとっても誇りに思っていた真面目なGG。

でも、さすがGG。落ち込む暇なんてないので、しっかり新しい目標を見つけて今すでに一生懸命勉強しているらしい。

サーフショプの仕事中でも(笑)

ちなみにGGはたしか40代半ば。

会社がそもそも少ないポルトガルは、外国資本の会社で働くことも多く、同じ企業の中でもポルトガル人はお給料が他の国に比べて低いことが多い。なぜなら物価が安かったから。

同じ会社で、同じように働いて、自分がポルトガル人だからお給料が低いって、どんな気持ちなんだろう。

日本人の私にとっては、経験がないからあまりピンとこない。

だけど、いろんな国の人たちが混じっているヨーロッパでは、そういったことは当たり前。

その中で、しっかり地に足をつけて、前向きに、楽しく生きてる。

ちなみに、そのサーフショップは年中無休。オーナーフェリペ、365日お店開けてる。

もう店にいたくない、、ってこの間こぼしてたけど、翌週行ったらすっきりしてた。

「昨日波最高だった!!!やっぱりコスタカパリカ最高!!」

って。わかるな〜やっぱりサーファーだな。笑

厳しい環境で、一生懸命に生きてるポルトガルのみんな。

見習うことがいっぱいいっぱいあります、本当に。

今日も、リスボンにいられることに感謝!!

 

 

 

 

 

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