リスボンっ子スケーター、セルジオ。

Boa noite!!!

昨日のつづきを。

レストランで偶然会ったセルジオと、スケートボードの話で盛り上がった3日後、久しぶりに一緒にスケートしよう!

ということで、うちから徒歩15分の、リスボン1番の繁華街、バイシャシアド地区にある、ピンクストリートへ。

ここは、夜になるとポルトガルっ子だけでなく世界各国の人々が集まる、東京で言ったらたぶん渋谷?なのかな?

クラブやバーがずらりと並ぶストリート。昔は娼婦の宿やストリップショーのあった通り。だからピンクストリートと呼ばれてる。

いまでも、2つくらいのバーで、ストリップショーがあってる。

このあたりは繁華街なのだけど、実際に密集してる通りはこの道一本だけ、しかも300メートルくらいしかない。

やはり、リスボン、コンパクトでちょうどいい。

昼間はガラーンとしていて、石畳ばかりのリスボンには貴重なコンクリートの通りなので、(しかもピンク)スケーターの遊び場になってる。

スケボー歴15年(たしかそれくらい)のセルジオ。写真も撮られてるとあって、張り切る!

一時期はひざを壊して手術したこともあって、1年くらいスケート我慢してた。そのとき、私の先生のところで治療しにきていて、

私もアシスタントで一緒に施術したことも数回あり。無理しないほうがいいよ〜と、ヒザを壊したことを知ってる私はちょっとドキドキしてしまうが、一旦始まると誰にも止められない。

観光客が増えて来たので、歩いてべつの場所へ移動。

私も久しぶりに滑る。セルジオは教えるのがとっても上手!!!

結構真剣。

リスボンでスケボーにトライしたい方はぜひぜひセルジオに案内してもらうと、いろいろな所に連れていってくれます。

ど初心者の私にもいけるゆるやかなところから、見るだけでもハラハラするえぐいスケートパークまで。

ポルトガルはサーフィンも盛んなだけあって、スケートボードも盛んな国。

今年もたしかRedbullのヨーローッパ大会がリスボンの街中であっていて、とんでもないランプが広場の真ん中に設置されていて、

子供から大人まで、ものすごい人だかりができていた。

リスボン近郊だけでなくてポルトガル全体、特に海岸線沿いの街には、スケボーパークや子供達のスケボースクールもたくさん。

そんなポルトガルで育ったセルジオ。いったん始まると誰も止められない!

 

いろいろなトリックを決めまくってました。かっこいい〜

そして、とっておきの一枚がこれ!!!

この横の看板を持ったおじさん、じつは不動産屋さん。

この看板はいまリスボンの町中にたくさん目にする、物件売り出し中のサイン。

家の値段がここ5年で3倍ほど急激に値上がりしているリスボン。

地元住民は家賃を払えず、外国資本がどんどん入って来てる。

もともと家を持っていた地元のポルトガル人はとってもラッキー。昔買った値段とは比べ物にならない値段で売れている。

ポルトガルの平均賃金は上がっていないのに、土地の値段や物価は急上昇。

たくさんのことが起こっていて面白い街だけど、一方で地元の人たちにとって住みにくい街になっていることもたしかなのです。

セルジオはこの写真を見て、「いまのリスボンが詰まっている写真だ!!一番いいね!!!」

と、とっても気に入っていた。なるほどなぁ〜。

そんなこんなで、セルジオの写真は数百枚あるので!!(お疲れ様でした)またちょこちょこと小出しにしていきたいと思います。笑

ちなみに彼はスケートボードにデザインもするアーティストでもあるのです。

写真撮るから自分の板を持って来るかと思いきや、全然自分のじゃないスケボーを持って来ていた。。。

「あ!!自分のにすればよかった!!!」

って、ちょっと天然でかわいいセルジオなのでした。

ありがとう〜セルジオ!!

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